一般社団法人InnoDropsは、2026年9月17日(木)、ネスト鳥栖(NesXt TOSU)にて「Claude Code Workshop:ローカルでつくる Small Business(鳥栖・基山会場)」を開催いたしました。
▼Claude Community Ambassador 西信氏の詳細な開催レポート
「AIが出してきたから」と答える高校生が急増した今年、大人の私たちは何を見失っているのか。満足度4.64点を記録した鳥栖ワークショップの全容を、Claude Community Ambassador・西信好真さんがレポートにまとめています。こちらもあわせてご覧ください。
https://y-nishinobu.soitgoes.page/ai/tosu-report-2026-09-17.html
本ワークショップは、単にAIツール(Claude)の使い方を学ぶ講座ではなく、「自らの課題意識や問いを起点に、相手のニーズを探り、地域や現場に役立つプロダクトを自力で形にする試行錯誤のプロセス」を体験する着火材として企画・設計されたプログラムです。当日は地域の事業者や個人で挑戦を模索する方々が参集し、熱量の高いプロトタイピングの場となりました。
イベントの概要
- 日時:2026年9月17日(木)15:00〜18:00
- 会場:ネスト鳥栖(NesXt TOSU)
- 主催:一般社団法人InnoDrops
- 共催:ネスト鳥栖(NesXt TOSU)
- 後援:佐賀県、公益財団法人佐賀県産業振興機構さが産業ミライ創造ベース、佐賀県産業スマート化センター、鳥栖市
- プログラム構成:
- デザイン思考ワークショップ(本質的な課題の発見)
- インサイト発掘インタビュー実践(ペアによる相互ヒアリング)
- Claude Code 体験・AI活用プロトタイピング(アプリ・ツールの実装)
- 相互シェア・全体発表(プロダクトの成果と試行錯誤の共有)
現場で生まれた変化と「問いを立てる」リアリティ
当日は、日頃から業務でAIを活用している経験者から、今回初めてアプリ開発に挑戦する初心者まで、多彩な背景を持つ参加者が集まりました。
今回のワークショップで最も高い評価を受けたのは、プログラミングやAI操作そのものではなく、前半に実施した「デザイン思考」と「インサイト発掘」のパートでした。
AIという強力な手段を手にする前に、「誰のどんな課題を解決したいのか」「問いの本質はどこにあるのか」を対話を通じて掘り下げていくプロセスを通じ、参加者の皆様の中に大きな気づきが生まれました。
参加者の声・リアルな実感
- 「AIを活用する前に、まずは自分で考えることが重要だと感じた」
- 「相手へのヒアリングを行い、デザイン思考シートで本質を探っていくプロセスが面白かった。課題の本質を考えながら聞くのは経験が必要だと実感した」
- 「プロトタイプを作る際にもりもり機能をつけてしまい、時間内に実装しきれなかった。ワークの中で一番欲しい機能に絞り込む(シンプル化させる)プロセスの大切さが分かった」
- 「ちょっとしたアイデアからアプリが作れることが実感できた。身近な業務や個人の作業もアプリ化して効率化していきたい」
手元で動くプロトタイプを作り上げる過程では、機能を絞りきれずに制限時間内で試行錯誤を重ねる姿や、生成された予期せぬソリューションに驚きと学びを得る場面が見られ、まさに「正解のない問いに向き合い、自力で一歩を踏み出す」熱量と手触り感に満ちた3時間となりました。
今後の展開と「SANDlab」への接続
InnoDropsでは、単発のイベント開催にとどまらず、地域の中で「挑戦したい人」と「それを支える環境・人・企業」が繋がり、持続的に挑戦が循環するエコシステムの構築を目指しています。
今回のワークショップを通じて芽生えた「こんな課題を解決したい」「自力でアプリを作って業務を変えてみたい」という一人ひとりの“やってみたい”の芽を止めることなく、具体化・事業化へと伴走する実践プログラム「SANDlab」への接続を推進してまいります。 今回の参加者のうち8名がSANDlabでのさらなる対話や伴走支援に関心を示されており、個人の挑戦を地域全体の次の変化へと広げていきます。
ご参加いただいた皆様、また会場をご提供いただいたネスト鳥栖の皆様、誠にありがとうございました。





