一般社団法人InnoDropsは、公益財団法人金子財団の令和8年度前期助成事業に採択されました。一昨年の採択から今年度で継続3年目の採択になります。
採択にあたり、令和8年6月15日に唐津シーサイドホテルにて開催された、助成金贈呈式に出席いたしました。

3年目となる今年度は、InnoDropsが展開する「STEAMDAYS!!(アントレ)プログラム」および常設型実践拠点事業「SAND lab KARATSU」が、同財団の助成事業として採択されましたことをご報告いたします。日頃より私たちの活動を温かく支え、学生たちの挑戦に伴走してくださる地域の皆様、そして活動の社会的意義を深くご理解いただき、貴重なご支援を決定してくださいました金子財団様に、心より深く感謝申し上げます。

■ 助成事業の概要と、唐津での「活動の深化」について
今回採択をいただいた事業は、好奇心に火を灯すエントリープログラム「STEAMDAYS!!」と、その挑戦を日常的に支える常設型実践拠点「SAND lab KARATSU」の連動による、地域人材育成の取り組みです。
- STEAMDAYS!!:「地域のリアルな課題」に向き合い、社会起業家としての“経験値”を得るための4ヶ月間の実践プログラムです。中高生が当事者としてテーマを掘り下げ、試作と検証を重ねながらプロトタイプを形にします。学生が主役となり、伴走者と立場を超えた共創の土台を地域に築きます。
- SAND labKARATSU:唐津の古民家を改装した、ものづくり・起業の実践拠点です。砂場のように試行錯誤を重ねながら、ゼロイチの挑戦を何度も試せる環境を提供します。地域の子どもたちや大人、企業が互いの挑戦を応援し合い、次の挑戦へつながる関係性を育むことで、SANDlabから唐津へ挑戦の輪を広げていきます。
私たちは、単にスキルを「教える」場をつくっているのではありません。
大切なのは、学生たちが地域というリアルな社会と接点を持ち、「誰かのために、自分に何ができるか」を一歩踏み出して形にしていく、その「挑戦のプロセス」です。
今年度は、この2つの軸をさらに深く結合させ、唐津の地で以下のような「変化と循環」をさらに前進させてまいります。
- すべての若者へ挑戦の機会を届ける:これまで県内の中高生を対象に実施してきたSTEAMDAYS!!ですが、移動の面での壁が高く参加できなかった学生たちが存在します。今回県内2拠点での実施により、移動による壁を排除し、すべての若者に挑戦機会を届けます。
- 日常的な挑戦のインフラ化: 「SAND lab KARATSU」を拠点に、学生がいつでも安心して失敗し、試行錯誤できる環境を日常のものにします。
■ 自治体・地域の皆様とともに創る、新しい教育・人材育成モデルへ
変化の激しい時代において、地域に必要なのは「完成された成果」だけではなく、「自ら問いを立て、一歩を踏み出す若者の存在」そのものです。唐津市で深化させていくこの取り組みは、若者の自己効力感を育むだけでなく、地域への愛着や関係人口の創出、さらには次世代による地域課題解決の持続可能な仕組み(新しい地域人材育成モデル)になると確信しております。
ひとりの学生の変化が、周囲の大人を動かし、やがて地域全体の挑戦の連鎖へとつながっていくー。
InnoDropsはこれからも、学生たちの「内面的な変化」と「挑戦のプロセス」にどこまでも寄り添い、地域にワクワクする挑戦の循環を生み出してまいります。本事業の展開に、ぜひご期待いただくとともに、地域の未来を共に創るパートナーとして、全国の自治体・関係者の皆様からの仕組みづくりに関するご相談や連携のお声がけを心よりお待ちしております。