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お知らせ

【実施報告】「正解を教えない」から、生徒の可能性が溢れ出す。佐賀県立高校・教員探究研修

2026.06.22

お知らせ

【実施報告】「正解を教えない」から、生徒の可能性が溢れ出す。佐賀県立高校・教員探究研修

一般社団法人InnoDropsは、佐賀県教育委員会「佐賀らしい探究学習推進事業」の一環として、県立高校の探究担当教員を対象としたスキルアップ研修を実施しました。 独自開発のAIツール「伴走くん」を活用したワークショップを通じて先生方自身が「伴走される体験」を体感し、「正解を教える側」から「生徒の可能性を広げる伴走者」へとシフトする確かな意識変容を生み出しています。 本取り組みは、地域活性化の核となる魅力ある学校づくりを見据えた、地域と学校が一体となる新しい人材育成インフラの先進的なモデルケースです。

■ 背景

予測困難な時代において、高校の探究学習では生徒が自ら問いを立て、試行錯誤を繰り返しながら学びを深めていく力が求められています。これに伴い、現場の教員には知識や正解を教える役割だけではなく、生徒の思考を深め、主体性を引き出す「伴走者(ファシリテーター)」としての役割が期待されています。

しかし、多くの学校現場において、先生方は以下のようなリアルな葛藤を抱えています。

  • 「生徒が問いやテーマを設定できない」
  • 「主体性を引き出す声掛けが難しい」
  • 「コーチングとメンタリングの違いが分からない」
  • 「校内で教員間の温度差がある」

佐賀県教育委員会様では、これらの課題を根本から解決するため、教員の「伴走力向上」を重要成功要因(CSF)として掲げており、その基盤づくりとして本研修の受託・設計に至りました。

■ 詳細

  • 日時・会場: 令和8年6月22日、メートプラザ佐賀
  • 参加者: 佐賀県内の県立高校 探究担当教員等 50名
  • アプローチ: 事前動画学習と、対面でのロールプレイ演習を組み合わせた「反転学習形式」を採用。

① 研修のコア:「教える」から「問いかける」への転換

研修会の様子①
研修会の様子②

研修では、気づきを促す「コーチングの問い」と、視点を広げる「メンタリングの問い」の2つの使い分けを、3人1組のロールプレイで体感しました。 「生徒役の悩みに対して、大人がついやってしまいがちな『正解を教える関わり(ティーチング)』を手放し、答えの出ない状況に留まる力」を養う、実践的なワークを展開。先生方自身が「伴走される体験」を通じることで、生徒の主体性を引き出す具体的な問いの技術とマインドを深く学びました。

② AIを活用した「変容の可視化」

「伴走くん」を使用している様子①
「伴走くん」を使用している様子②

独自開発したAIツール「伴走くん」をグループワークに導入。先生方自身の対話や声掛けの特性をデータで理解し、客観的に内省(リフレクション)できる最先端の環境を提供しました。

■ 先生方の内面的変化(効果検証)

事前・事後アンケートの分析により、佐賀県教育委員会の定める教員向けKPI(「コーチング型支援を実践したいと意識が変容した教員の割合80%」など)に対して、非常に高い成果が確認されました。参加された先生方からはこのような声をいただきました。

  • 実践意欲の向上: 「『明日から実践したい』。まずは生徒の伴走者として、じっくり話を聴くことから始めます」 「問いを意識して授業を行いたい。答えを早く出したくなる気持ちを抑え、生徒の考えるきっかけを奪わないようにしたい」
  • 理解の深化(コーチング型支援への理解): 「コーチングとメンタリングの違いを理解し、生徒の探究段階に応じた関わり方が見えた」 「生徒が主体的に学び行動する経験を得るために、大人がどう寄り添うべきかが実感できた」
  • 校内への挑戦の循環: 「他教員へ共有したい、校内でも広げたい。学校全体の探究の風土を変えていきたい」
研修会の満足度は約88%「非常に満足」「やや満足」と回答いただきました

■ 今後について

InnoDropsが目指すのは、単発の研修提供ではありません。先生方が伴走者としてエンパワーメントされることで、生徒の「やってみたい」が溢れ出し、それが地域企業や自治体を巻き込む「挑戦の循環」へと育っていく人材育成インフラの構築です。

本事業のような「教員の意識変容・AI活用・地域接続」をパッケージ化した探究推進モデルは、地域社会の核となる高校の活性化や、魅力ある学校づくりのための予算・補助金施策とも非常に親和性が高く、各自治体・教育委員会様へもそのまま横展開・カスタマイズ導入が可能な再現性の高い設計となっています。

伴走の文化を、佐賀から全国の地域へ。私たちはこれからも、地域の可能性を信じ抜き、共に歩み続けます。

【教育委員会・自治体関係者の皆様へ】

InnoDropsでは、佐賀県教育委員会様との連携実績・確かな効果検証をベースに、各都道府県・自治体様の地域特性や課題に合わせた「探究推進・教員伴走インフラ」の導入提案を行っています。

国が推進する「地域活性化の核となる県立高校の活性化支援事業」などの補助金を活用した、独自カリキュラムの設計、教員研修プログラムの開発、AIツール「伴走くん」の導入支援に関するご相談を承っております。

次世代のための新しい学校モデルや高校魅力化事業を本気で創りたい教育委員会・自治体関係者の皆様、検討段階での情報交換や資料請求も含め、ぜひ[お問い合わせフォーム]よりお気軽にご連絡ください。