一般社団法人InnoDropsが主催する地域共創型アントレプレナーシッププログラム「STEAMDAYS!!」。そのメインイベントとも言えるフィールドワークを、7月4日(土)に唐津市高島、7月5日(日)に鹿島市道の駅鹿島にて開催しました。
机上での勉強を飛び出し、五感で地域を味わい、そこで生きるプロフェッショナルの熱量に触れた2日間。中高生たちが自分の問いを持ち、一歩を踏み出した現場の様子をレポートします。
■ 7/4(土)唐津・高島:離島を丸ごとフィールドに、漁業と食文化のリアルに触れる
唐津拠点のメンバーの舞台は、唐津市に浮かぶ離島・高島。
今回の唐津拠点の課題提供者であり、高島で代々、定置網漁を営む「新航丸」の皆さんの案内のもと、生徒たちは島をぐるりと1周!実際に定置網漁で使われているダイナミックな船や漁場を目の前にし、そのスケール感に圧倒されていました。その後、新航丸さんが手がけるカフェやゲストハウスにも足を運び、地域資源を活かした新しい挑戦の形を肌で学びます。
インタビューでは、漁業の最前線で働く「新航丸」の社員さんと、唐津市内で寿司屋を営む松尾さんにお話を伺いました。「獲るプロ」と「届けるプロ」、双方の視点から語られる今の漁業の現状やリアルな想いに、生徒たちの表情は真剣そのもの。
生徒たちは質問をぶつけるだけでなく、現場の熱量に触発されてその場で新しい問いを次々と生み出していました。
■ 7/5(日)佐賀・鹿島:有明海の目の前で、伝統の海苔養殖と地域ビジネスを学ぶ
佐賀拠点のメンバーは、目の前に広大な有明海が広がる「道の駅鹿島」へ。
ここでは、佐賀拠点の課題提供者であり、鹿島市で海苔養殖を営んでいる「海苔ラボ」の松本さんと、道の駅鹿島の下村駅長から、有明海が育む海苔養殖の仕組みや、それが実際に商品として店頭に並び、消費者に届くまでのビジネスの裏側を説明していただきました。
インタビューでは、漁業側の視点(松本さん)と食文化・地域ビジネス側の視点(下村駅長)から深くお話を掘り下げました。
事前に準備してきたインタビューをもとに、自分たちの問いをぶつけ学びを深めました。
■ 参加した中高生の声
今回のフィールドワークを駆け抜けたメンバーからは、現場の熱気や学びの深さが伝わる嬉しい声がたくさん届きました。
- 「島を回ったり漁師さんや寿司屋さんからのお話を聞けてとてもいい経験でした。来週のSTEAMDAYS!!で聞いた内容などを活かしたいです。あとカフェの料理が美味しかった!」
- 「今日高島で漁師さんの話を聞いたり松尾さんの話を聞いて今の漁業の現状を知れたのでよかったです」
- 「インタビューで準備したことを全て聞き切ることが出来たので良かったです。案内をして貰いながら島を回るのがとても楽しかった!今日のインタビューを活かして制作を行っていきたいです」
- 「考えておいた質問に加えていくつか質問することができました!普段は聞けない内容を聞けて、良い経験になったと思います🔥」
■ 「正解のない問い」へ、ここからが本当のスタート
今回のフィールドワークを通じて、生徒たちは「ただ話を聴く」だけでなく、自ら進んで質問を重ね、プロの想いを受け止めようと主体的に動く変化を見せてくれました。
教科書だけでは学べない、リアルな課題や現場があふれる地域だからこそできる学びや経験になったのではないかと思います。
ここから、いよいよ夏休み本番。中高生たちはフィールドワークで得たプロの「本音」や「リアルな課題」をもとに、自分たちのアイデアを形にする「アプリ・デジタルツール開発」の挑戦へと突入します。
「プログラミングは初めて」「アプリなんて作ったことがない」というメンバーがほとんどですが、正解のない問いに泥臭く向き合い、試行錯誤を繰り返すプロセスこそが、彼らの世界の半径を広げていくはずです。伴走サポーターたちと共に、自分だけの「やってみたい」を形にする夏。中高生たちはアプリ・デジタルツールの開発を通じてどんな未来を創り出しているのか、これからの挑戦にぜひご注目ください!



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