ー 教員が「伴走者」へ、地域全体が「学びのフィールド」へ変わる仕組みづくりを加速させます ー
一般社団法人InnoDropsは、佐賀県が実施する「令和8年度佐賀らしい探究学習推進事業」の受託事業者として採択されました。 本事業では、独自の伴走内省AI「伴走くん」や県内企業とのネットワークを活用し、教員が探究授業のなかで「伴走者」として生徒の主体性を引き出す、佐賀独自の探究エコシステムを構築します。 私たちは、学校教育の枠を超え、地域全体で次世代の挑戦を支える「人材育成インフラ」としての役割を担ってまいります。
——————————————————————————–
■ 本事業の背景とInnoDropsが目指すもの
InnoDropsは創業以来、「正解ではなく挑戦」「成果ではなくプロセス」を大切に、佐賀県内の中高生や若者たちの「やってみたい」という熱量を起点にした場づくりを行ってきました。 探究学習は、単なる授業の一環ではありません。それは、生徒が自分自身の認識の枠を超え、社会との接点の中で「未来は変えられる」という手触り感を得るための、極めて実践的な経験です。
今回の受託を通じて、私たちはこれまでの伴走実績を基盤に、探究学習を一過性の活動で終わらせず、県全体で学びが蓄積・循環し続ける「自走する探究モデル」の実現に挑みます。

■ 独自の支援アプローチ:4つの柱
① 教員を「指導者」から「伴走者」へ。マインドセットからの転換
これまでのティーチング(正解を与える指導)から、コーチング(問いかけによって思考を深める関わり)への転換を促します。 教員が生徒の「失敗や停滞」を学びのプロセスとして肯定し、共に泥臭く歩み続けられるよう、実践型の研修と伴走支援を提供します。
伊万里高校での研修における現場実績
一般社団法人InnoDropsおよび合同会社NOWAによる2025年10月〜12月にて佐賀県伊万里高校の先生伴走プログラム実証を実施
実施内容
- コーチング/メンタリング研修、デザイン思考研修を実施
- 伴走AIを活用したフィードバックの現場実証を開始
- 「伴走の質」を可視化・再現する取り組みをスタート
② 「佐賀全体をフィールドにする」社会接続型探究の実現
教室内での学びに閉じず、佐賀に根ざした企業・団体・大学のネットワークを繋ぎます。 実在する社会課題や当事者と向き合う経験を通じ、生徒の中に「自分たちの手で地域を、未来をアップデートできる」という当事者意識を醸成します。
③ 伴走内省AI「伴走くん」による「伴走の質」の可視化
独自開発のAI内省ツール「伴走くん」を導入し、感覚的になりがちな「伴走」をデータとして捉えます。教員と生徒の対話から生まれる変化や内省のプロセスを可視化することで、教員の負担を軽減しながら、自分らしい伴走スタイルの確立や再現性のある高品質なメンタリング体制を学校内に定着させます。
④ 経験を資産に変える、県全体の「仕組み化」
各校の優れた実践や課題を構造化し、県全体で共有されるエコシステムを構築します。 蓄積されたログを元に、次なる挑戦者が前者の経験から学べる「挑戦の循環」を生み出し、佐賀らしい探究のあり方を具現化します。
■ 今後の展望:地域共創型の人材インフラとして
私たちは、InnoDropsを単なる教育プログラムの提供者ではなく、地域にとって不可欠な「人材育成のインフラ」と定義しています。 本事業を通じて、佐賀で学ぶ若者たちが「一歩踏み出す勇気」を持ち、それを支える大人が地域に溢れる状態をつくること。その挑戦の連鎖が、結果として地域の活力となり、次世代へと受け継がれていく未来を目指します。
本事業の推進にあたり、共に歩んでくださる佐賀県内の教育関係者の皆様、そして地域の皆様に心より感謝申し上げます。共に、佐賀から新しい学びの形を創ってまいります。



